Amazon Flexは稼げない?通常単価6.5時間ブロックの手残りを計算

黒ナンバーの軽バンとAmazon Flex通常単価の手残りを表すアイキャッチ Amazon flex

Amazon Flexは、好きな時間に働きやすく、報酬も事前に分かる仕事です。

ただし、表示されている報酬だけを見てオファーを受けると、「思ったより手元に残らない」と感じることがあります。

理由は、軽バンでの配達にはガソリン代だけでなく、オイル交換、タイヤ、車検、修理、保険といった車両維持費がかかるからです。

特に、通常単価の長時間ブロックは、走行距離が伸びたときに効率が下がりやすいです。

この記事では、Amazon Flexの通常単価に近い税抜10,645円・6.5時間ブロックを例に、ガソリン代を引いた後の金額と、自分なりの受諾基準をまとめます。

※報酬・走行距離・オファー状況は地域や時期、車両によって変わります。この記事は一例です。

結論:通常単価の長時間ブロックは、走行距離次第で厳しい

Amazon Flexは、同じ時間でもオファーの報酬が変動します。

通常単価の6.5時間ブロックを受け、遠方ルートで走行距離が伸びると、報酬に対して燃料代の割合が大きくなります。

税抜10,645円という金額だけを見ると悪くないように見えますが、180km近く走るケースを考えると、ガソリン代を引いた時点で時給はかなり下がります。

さらにそこから、車両維持費や税金・社会保険料も自分で負担する必要があります。

そのため、自分は通常単価の長時間ブロックを何でも受けるのではなく、報酬が上がったオファーを優先しています。

税抜10,645円・6.5時間・180kmで計算

実際に、通常単価に近い条件で計算してみます。

項目 数字
ブロック時間 6.5時間
報酬 税抜10,645円
走行距離の例 180km
燃費 11km/L
ガソリン価格 159円/L

180kmを燃費11km/Lで走ると、使用するガソリンは約16.4Lです。ガソリン代は約2,600円になります。

項目 金額
報酬 税抜10,645円
ガソリン代 約2,600円
ガソリン代差引後 約8,045円
差引後の時給 約1,238円

これは、まだガソリン代だけを引いた段階です。

ここからさらに、以下のような費用がかかります。

  • オイル・エレメント交換
  • タイヤ交換
  • 車検・法定点検
  • 故障や消耗品の交換
  • 任意保険・貨物保険
  • 黒ナンバー取得後の車両関連費
  • 税金・国民年金・国民健康保険

もちろん毎回180km走るわけではありません。近場で走行距離が短く、早めに終わる日もあります。ただ、ルートは受ける前に完全には分からないため、通常単価の長時間ブロックには遠距離になったときのリスクがあります。

ブロック時間だけでは判断できない

「短時間ブロックなら効率がいい」とは限りません。

Amazon Flexは、ブロック時間・報酬・走行距離のバランスで効率が決まります。

短時間でも通常単価なら時給が低い場合があります。一方で、長時間でも十分に割増されていれば、受ける価値が出る場合があります。

見るべきなのは、次の3つです。

1. 報酬をブロック時間で割った時給

まずは、表示報酬をブロック時間で割ります。

ただし、これは売上ベースの時給です。実際の手残りではありません。

走行距離が長いブロックならガソリン代が増えるため、同じ売上時給でも利益は変わります。

2. 過去の走行距離

自分の稼働記録を残しておくと、「この報酬なら受ける」「この単価なら見送る」という判断基準を作りやすくなります。

記録する項目は、以下だけでも十分です。

  • 配達個数
  • 配達箇所数
  • 走行距離
  • 稼働時間
  • 報酬
  • ガソリン代の目安
  • ルートの感想

自分の場合、同じ5時間ブロックでも近場と遠方では走行距離も疲労感も大きく変わります。

5時間ブロックの荷物量・走行距離・報酬については、別記事で実例をまとめています。

Amazon Flexの5時間は何個配る?荷物量・走行距離・報酬を実績公開

3. 受諾後に失う時間

通常単価の長時間ブロックを受けると、その時間帯は埋まります。

その後により高いオファーが出ても、すでに受諾していれば取れません。

また、個人事業主は配達以外にも、車両管理、帳簿作成、確定申告、ブログや物販など、将来の収入につながる作業があります。

低単価のブロックで時間を埋め続けるより、単価を待つ、または別の作業を進めるほうが良い日もあります。

割増ブロックを優先する理由

自分は、基本的に割増されたオファーを優先しています。

配達の走行距離や荷物量は、受ける前には完全に読めないためです。

たとえば、5時間で税込12,650円のブロックなら、売上ベースの時給は2,530円です。

ここからガソリン代や車両維持費は引かれますが、通常単価の長時間ブロックよりも、遠方ルートや渋滞を引いたときの余裕があります。

配達は、荷物が少なくても走行距離が長い日があります。逆に荷物が多くても近場にまとまっていれば、早く終わることもあります。

だからこそ、受諾時点の報酬にある程度の余裕を持たせることが、継続して働くうえで大事だと感じています。

Amazon Flexだけに依存すると不安定になりやすい

Amazon Flexは自由度が高い一方で、オファー数や単価を自分では決められません。

割増が出る日もあれば、通常単価のオファーしかない日もあります。

生活費をすべてAmazon Flexだけで安定させようとすると、低単価のオファーまで受けなければならなくなり、車両も体力も消耗しやすくなります。

自分もAmazon Flexを主な収入源にしていますが、通常単価の長時間ブロックを無理に受け続けない方針です。

売上だけを追うより、走行距離と手残りを見ながら働いたほうが、結果的に続けやすいからです。

自分の受諾基準

自分は現在、税抜10,000円未満のオファーは基本的に見送るようにしています。

通常単価の6.5時間ブロックを受けるよりも、5時間前後で報酬が上がったブロックを狙ったほうが、時間あたりの売上と手残りのバランスを取りやすいと感じています。

もちろん、これは自分の燃費、ガソリン価格、稼働環境を前提にした基準です。

Amazon Flexを始めたばかりの人は、まず数回分のデータを記録し、自分の車両でどれくらい利益が残るか確認してみるのがおすすめです。

まとめ

Amazon Flexは、表示されている報酬だけを見ると稼げそうに見えます。

しかし、通常単価の長時間ブロックでは、走行距離が伸びたときに燃料代と車両維持費の負担が大きくなります。

特に軽バンで長く続けるなら、以下を意識したほうがいいです。

  • 報酬だけでなく、走行距離と燃料代も確認する
  • ブロック時間だけで効率を判断しない
  • 自分の稼働データを残す
  • 割増ブロックを優先する
  • 売上ではなく、手残りで考える

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